RICOH Projector

Tech

2014年に、アンドレウ・カルーヤ・スタジオと株式会社リコーのHDプロジェクターのデザインのプロジェクトを実施しました。

CONCEPT

リコーからは、既在ラインアップ製品のリモデルを任され、技術面とユーザビリティの調査を入念に重ねました。
ユーザーの利用環境に合わせるばかりでなく、異なる環境・クライアント企業に合わせることのできるプロジェク
ターを検討し、どんなシーンでもカスタマイズできるものとなりました。

SOLUTION

トップカバーを交換可能にすることで、どんな環境や企業に対しても適応することのできるデザインを考案しました。
トップカバーはリコーの技術であるUV硬化インクを使って1枚ずつ印刷を施すことができます。またレーザーエッチングや自然素材を用いるなどのデコレーションをすることで、ユーザーの好きなデザインに自由にカスタマイズすることもできます。

RESULT

これまでのプロジェクターは映像を投影するための道具として、目立たない存在として扱われがちでした。ユーザーの思いを自由に表現してコミュニケーションすることのできる新しいプロジェクターを創り上げました。
本商品は世界にて販売されることとなりました。更に、カスタマイズバージョンとして、ハローキティバージョンがサンリオ・リコーの双方から発売されました。

Visit the site (Andreu Carulla Studio)→

 

製造: 株式会社リコー
主な仕様: DLP方式, 圧縮表示:UXGA
リアル解像度:207万画素(1,920×1,080)
入力:ミニD-sub15pin×1, HDMI×2